見出し画像

【金高探究】行動すると考えるを繰り返した先に

3年生課題研究最終発表会実施!

令和5年8月29日(火)7校時
3年生課題研究最終発表会が行われました。3年生が課題研究の発表するのは3回目です。1年前の中間発表、昨年12月の発表会、そして今回の最終発表です。

3年生12グループは4箇所の会場に分かれて、これまでの調査結果や考察を発表しました。またオーディエンスとして1年生が事前学習を行った上で発表会に参加するという形式をとりました。

3回目であるため、今まで以上に何を話し、どこまで伝えるかが問われます。発表準備は文化祭前後の多忙な中で行われ、ゆえに決して簡単な道のりではありませんでしたが、1、2回のヒアリングや助言を受けた他は全て自分たちで計画し、考え、作業を進めました。

気づくと生徒たちは、「主体的で対話的な学び」を自然に、そして当たり前に実践していました!

教員がファシリテーターに徹したこと、関係職員全員で発表会を運営したこと、1年生が事前学習をしたことにより傍観者ではなく、参観者や当事者になったこと、全てが本校の財産です。

もちろん、

仮説の立て方や考察が不十分なグループがまだあったこと、考察を支えるデータや根拠に不足のあるグループがあったことも事実です。

しかし、これらに自ら気づいたり指摘し合えたりしたのもまた事実であり財産と言えます。

課題研究を中心に学校が『探究し学び合う空間』なっています。

さて、お伝えしたい大切なことがあります。
それは、テーマが違っても多くのグループが、
「○○について、教育の場で広く、そして粘り強く浸透させていくことが大切」
とまとめで述べていたことです。
SDGsの環境分野にフォーカスしたグループ、LGBTQについて本気で考えたグループ、デリケートな話題でありながら不妊治療について正面から向き合ったグループ等、異口同音に教育の大切さ、意義を話していました

探究の企画をした私たち教員が改めて社会における『教育』の大切さを生徒たちから教わり、3年生の課題研究はひとまず一区切りとなります。今後は新たなアプローチで『社会の中の私』を皆で考え取り組んでいきます。

地域の皆様には様々な場面で大変お世話になりました。

3年生の課題研究に向き合った姿は1年生と2年生が見ています。これからもどうぞよろしくお願い致します🙇

(文責:進路指導課M.K.)

地域に環境指導員がいることを発表から知りました。
自分の言葉で発表、本当に立派でした。
発表の仕方に工夫がありました。
去年とはまた違った成長を感じました。
文具専門雑誌が存在することを
このグループから知りました。
こんなに調べ、こんなに考えた課題研究を私は見たことがありません。「感動」という言葉では足りないくらいでした。
こちらのグループも本当によく調べました。
本気の気持ちと熱意は大人の心を動かします。




みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!