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【金高探究】探究は凸凹で曲線で渦巻き〜1学年探究の歩み

2月18日、本校1年生は今年度の探究のまとめとして探究発表会を実施しました。

4月から自分の興味・関心を調べる、まとめる、発表するを数回繰り返し、探究活動の基礎土台を作ってきました。

その道のりは決して平坦ではなく、生徒は関心事に向き合い、悩み、自身の問いや他者からの質問に対峙しました。頭の中はいつもぐるぐる。好きなことを調べているのに、うまくまとまらず、唸ったり固まったりという場面をいくつも経験しました。

この経験は、しかし、決して無駄ではなかったことが発表会で証明されます。

確かに、もっと複数の視点を持つ必要があったり、広く調べて考察を深めてほしかったりがあったのは事実です。…が、どの生徒も真摯に取り組み、級友と実によく話し込みました。

探究の評価は数字では表されません。変容と自分事がキーワードです。自分事になったとき、自然と自分の言葉が生まれ、学問への道や社会課題解決への道へと繋がっていきます。

今年度、小さいけれど確実な一歩を踏み出したことは間違いありません。この後私達は、その一歩をまた積み重ねていくだけです。

取り組み自体が大切。よって、今年度はパワーポイントでも紙でもどちらでも構わない、としています。
原稿の読み上げではなく、終始自分の頭の中にある言葉で発表しました。
絵画について発表しました。
大正から令和まで人の名前を調べました。
規格外野菜については別の視点での発表も。
教材を作成し、学年団が共通のイメージで指導できるようにしています。
この他、毎時間指導案も共有
指導案データをご覧になりたい方はご連絡下さい!
2月22日2年生の発表会前に、自分達の発表の振り返りを行ないました。皆、真剣で、ものすごい集中力です。
2年生の発表会に参加しました。

2年生の発表会では、サポーターの方々に大変貴重なご講評をいただきました。参観した1年生にも少なからず収穫があったと思います。皆様からのご助言を少しでも次年度の探究活動に活かせるよう、学年一同取り組んで参ります。ありがとうございました。