【金高】現地で学び、今と未来へつなぐ〜沿岸震災学習
7月24日、本校1年生は陸前高田市を訪れました。東日本大震災津波伝承館を見学後、語り部ガイドさんと一緒に中心市街地をバスでまわり、追悼施設、震災遺構について貴重な説明をいただきました。
このプログラムは、いわての復興教育スクール〈内陸〉事業の一環として行われています。
まず最初に訪れたのは、東日本大震災津波伝承館です。
ゾーン1歴史をひもとく
ゾーン2事実を知る
ゾーン3教訓を学ぶ
ゾーン4復興と共に進める
4つのセクションの展示テーマは「命を守り、海と大地と共に生きる」です。小学生、中学生の時にも訪問し、今回が2回目という生徒もいました。
東日本大震災当時、まだ2歳だったという生徒たち。時の経過とともに、気付くこと、目に入ってくるもの、感じることが変わってくるはずです。まだまだ見るべきものがある、という熱心な生徒ばかりでした。
次に私たちは中心市街地にある震災遺構をそれぞれ見学しました。遺構と新しい建物が入り混じる景色から、複雑な思いが込み上げます。また、語り部の方のお話から、かつての生活と震災後の現在の生活が強い対比とともにリアルに伝わってきました。
自然災害が多い日本に暮らす私たちは、先人の英知に学び、津波やその他災害の事実をより多くの人々と共有し、かけがえのない日常と家族や友人を守り、ともに歩んでいくことが大切です。
今回事業に参加した生徒たちがその一端を担うことを願わずにはいられません。
東日本大震災津波伝承館のスタッフのみなさん、語り部ガイドの佐々木様、大変お世話になりました。ありがとうございました。