【金高】地域の福祉 みんなで参加
赤い羽根共同募金は、寄付する人も募る人もボランティア
10月26日(木)金ケ崎町社会福祉協議会の高橋会長さんと高野さんに御来校いただき、金ケ崎高校生徒会で取り組んだ赤い羽根共同募金の贈呈式を行いました。
贈呈式には生徒代表として2年生の及川暖貴さんと1年生の佐藤柚里菜さんが出席しました。
及川さんは生徒代表挨拶の中で、「地域や福祉のために貢献できる機会を与えていただいたことに感謝していること、自身が取り組んでいる水に関する探究活動の取り組みを通して、地域の水を取り巻く課題から、よりよい地域づくりのためには、進んで地域活動に参加することが必要だということに気づけた。」と話してくれました。
高橋会長さんからは、金ケ崎高校生のみなさんが日頃からの地域活動や福祉活動へ関心を持って取り組んでいることに対する感謝と激励の言葉をいただきました。
共同募金事業について調べてみた
1947年にスタートしたこの事業は、毎年10月1日~12月31日までの間実施されています。全国で募金を行うため、募金期間が厚生労働大臣の告示によって決められているのだそうです。
なぜ『赤い羽根』?
アメリカの共同募金の象徴として使われていたものを、日本でも第2回の活動から用いるようになったそうです。
日本の伝統色「赤」は「しあわせ」や「勇気」を象徴する色です。
「勇気」や「おもいやり」「助け合い」の意味が込められています。
共同募金が始まると「もうすぐ冬だな~」という気持ちになります。
因みに、「赤い羽根」は中秋の季語です。
季語となるまでの流れは次の通り!
① 誰かがある言葉を季語として俳句を作る。
② 作った俳句が良い句だった。
③ 季語として用いた句が次々誕生する。
④ 歳時記の編者が、歳時記に採録する。
俳人の夏井いつきさんが新聞のコラムに「季語は時代の証人」と綴っていました。戦後から現在まで続いてきた助け合いの活動が、時を経て秋の風物詩になったのです。この募金活動に参加することは、自分が社会の一員であることを再確認する機会であると同時に、寒い冬に向かう心に火を灯す活動なのかもしれません。
ご報告
10月2日~4日の3日間、金ケ崎町内で実施された街頭募金には本校生徒も2日間ボランティアとして参加させていただきました。会長さんからは、この街頭募金で18万円をこえる募金が寄せられたとのご報告を頂きました。