【金高】45名の新たな仲間を迎え、シン・金高2023始動
令和5年度入学式挙行
令和5年4月7日(金)本校体育館で入学式が行われました。
天気はあいにくの雨でしたが、校庭の桜が開花し、新入生の入学を喜んでいるように感じられた一日でした。玄関には美術部が作成したお祝いのパネル画が設置され、金ケ崎高校らしい入学式が行われました。
ご来賓の皆様や保護者の皆様、在校生に迎えられ新入生45名が金ケ崎高校への入学を許可されました。
得意なことは他の人の分まで頑張り、苦手なことは仲間に力を分けてもらう
暖かな春の日差しに包まれる今日の良き日、私達45名は、伝統ある岩手県立金ケ崎高等学校に入学することを御許可いただきました。真新しい制服を身にまとい、私達はこれからの高校生活に対する期待や希望に胸を大きく膨らませております。マスク着用の生活を強いられた中学校三年間は、思うように活動できたことはそう多くはありませんでした。しかし、そのような三年間だったからこそ仲間同士で高め合い、助け合って、互いに成長していくことの大切さを学べたのだと思います。だから私は、金ケ崎高等学校の三つの柱、真理・前進・友愛のうち、特に友愛に力を入れて生活していきたいです。得意なことは他の人の分まで頑張り、苦手なことは仲間に力を分けてもらいながら思いやりがあり、一人ひとりが過ごしやすいと思える集団にしていきたいと思います。
金ケ崎高等学校の体験入学に向かうバスの中で、わずかな乗車時間であるのにもかかわらず、勉強をしている先輩方の姿を拝見させていただきました。高等学校では、中学校よりも広く、深く専門的なことを学ぶと思います。学年も上がれば様々な場面で求められることの難易度が上がり、それに伴う責任も増していくと思います。少しの時間も有効に活用し、自分のため、周りの人のために努力できる先輩方のように、日々の積み重ねを大切にして頑張っていきます。
新入生一同、金ケ崎高等学校の生徒としての自覚を持ち、新たな仲間を信じて支え合い、一人ひとりが目標にふさわしい努力を重ねて、三年間充実した高校生活を送ることをここにお誓いいたします。
令和5年4月7日 新入生代表 及川 澪
人とのつながりを大切にし、相手を敬い思いやること
社会を幸せにする志を持つこと
三森校長は式辞の中で、高校3年間は「人生の礎」を作り上げるための大切な時間であり、この金ケ崎高校で着実に自立への階段を登ってほしいと新入生を激励しました。
そして高校生活で大切にしてほしいこととして
「人とのつながりを大切にし、相手を敬い思いやること」
「社会を幸せにする志を持つこと」
この2つを挙げ、金高での学びと経験によって、目指すべきゴールをそれぞれが設定し、国際的視野に立って、新しい金ケ崎町を岩手を世界を作る人材に成長してほしいと述べました。
紅白幕が体育館に張り巡らされると、いつもの体育館が一気に祝賀ムードに包まれます。入学式や卒業式で張られる紅白幕。赤と白のコントラストが、いつもと違う厳粛な雰囲気を醸し出します。紅白2つの色を組み合わせは「人の一生=ハレの舞台」を表しているという説があります。今日の誓いを胸に刻んで、3年間充実した高校生活を過ごし、3年後大きく成長した姿でこの学び舎を巣立ってほしいと願っています。