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【金高探究】2年生課題研究発表会~社会で問い、調べ、考えた日々の先に~

12月20日(火)本校2年生の課題研究発表会が行われました。
これまで、数々のブレインストーミングと新聞を活用したペアワーク、グループワークを経て、生徒たちはテーマ設定、問い、仮説、地域での調査やアクションに取り組んできました。

8月の中間発表会、文化祭での代表発表、大槌高校さんとのオンラインセッション、また地域でのフィールドワーク型講演会も経験しました。

その都度一歩一歩前に進み、成長してきた生徒たち。
発表会はその集大成です。

中間発表に比べ、調べる範囲や対象が広がっていたり、関連書籍や新聞記事を読み多くのデータや事例を集めたりする生徒たちの姿がありました。取材も複数箇所出向いたグループがほとんどでした。

考察や発表の仕方など、まだまだ補うべき点はありましたが、この数か月間の取り組みが見える発表だったと思います。

講評では、課題の現状把握をし、説得力をもってまとめ上げるということ、何を伝えたいかが大事で、自分の考えをまとめ上げる中で人としての厚みも出てくるということ、話し方のスキルアップは必要で、なぜなら社会では関心を持っていない人たちにも伝えていかなければならない場面があるからということ等、生徒たちの取り組みや発表を起点に、社会の様々な場面で糧となる貴重なお話しいただきました。大変ありがたいメッセージをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

今回の発表会では、1年生が前週から当日の午前中にかけて、2年生のテーマを事前学習するというステップを踏みました。これにより、テーマあるいは発表会の当事者となるだけではなく、次年度での課題研究の足掛かりになることが期待されます。

この後、2年生は振り返りとまとめに入ります。
ただし、発表会後、参観した多くの先生方が述べた「これはむしろはじまり!」という言葉を胸に、より主体的で対話的な深い学びを展開できるよう進めてまいります。

評価者の先生方、
全面的なご支援をいただいた金ケ崎町中央生涯教育センターの皆様、
取材にご協力いただいた地域の皆様、本当にありがとうございました。

※胆江日日新聞社様と岩手日日新聞社様の
12月21日付紙面で課題研究発表会の様子を取り上げていただいています。ぜひご覧ください!


金ケ崎町中央生涯教育センターで行われました。
何度も練習。真剣な眼差し。
打ち合わせを念入りに行っていました。
また、リハーサルは指定の枠以外の時間でも繰り返し行っていました。
チームワーク抜群。原稿は見ていません。自分たちの言葉と気持ちがありました。
ルーブリックを参照に評価にはgoodjobシールを使用。
大人目線と生徒目線それぞれの評価が可視できるようシールの種類を変えています。
中間発表会時よりスライドに工夫をこらしたグループが増えました。その一例です。
1年生の質問に答えています。
こちらも質疑応答の様子です。
教員の質問に粘り強く、そして考えながら答える生徒たちです。