【金高】あこがれの看護の仕事を体験する
体験を最大限に活かす
ふれあい看護体験2023 16名が参加
5月10日・11日公益社団法人岩手県看護師協会主催の「ふれあい看護体験2023」が久しぶりに対面で実施され、本校から16名の生徒が参加させていただきました。
事後アンケートから見る参加生徒の変容
アンケートを見ると、今回の体験への意欲や感謝が覗えました。看護体験前の生徒たちは、看護師という仕事は「人の役に立つ仕事だけれど忙しそう」というイメージをほとんどの生徒が持っていました。しかし、体験の振り返りをみると、「看護師の仕事は幅広く、やりがいはあるが責任も重い尊敬できる仕事」に変容していました。
ふれあい看護体験参加者2年生の感想を紹介
小さい時からずっと看護師になりたいと思っていた私にとって、今回のふれあい看護体験はとても貴重な時間となりました。体験では、足浴という患者さんの足を洗う体験をさせていただきました。
昨年までは、コロナ禍ということでオンラインでの参加でしたが、今回は、患者さんと直接触れ合い、会話をすることができ、貴重な経験となりました。
看護師の方からのお話では、食事が困難な患者さんには食べ物にとろみをつけたものを提供したり、喉に詰まらせないように食べやすい姿勢にしてから食べさせるなど、患者さんのサポート方法について教えていただきました。また、総看護師長の方から看護師という仕事のやりがいや責任などを教えていただきました。
現在「看護師」の仕事内容はネットで簡単に調べることができます。ですが、実際に体験しないとわからないこと、気づかないことがたくさんあることを参加させていただき実感しました。今回の体験を最大限活かして看護師を目指したいと思います。
お忙しい中ご対応くださり、本当にありがとうございました。
目の前の患者さんの命と健康に唯々向き合うすべての医療関係者さんに感謝
5月12日は看護の日
5月12日は国際ナースデー
看護の日を含む週の日曜日から土曜日までが看護週間と位置づけられ、看護に関するイベントが行われているそうです。この一環として実施される「ふれあい看護体験」は、生徒のキャリア形成を後押しする貴重な機会となっています。
ところでみなさん?
なぜ5月12日が看護の日なのかご存じですか?
クリミア戦争での功績が有名なフローレンス・ナイチンゲールの誕生日
を記念して制定されたようです。
「クリミアの天使」や「ランプの貴婦人」などと呼ばれるナイチンゲールですが、実は現場に立っていたのは2年半ほどだったといいます。
この機会に、なぜいきるのか、どう生きるのか。「犠牲なき献身こそ真の奉仕」といったナイチンゲールの思想に触れてみるのもよいかもしれません。