【金高探究】金ヶ崎駅に降り立ったら🎄
金ヶ崎駅エントランスホール東側窓必見です
かもん金ケ崎イルミネーション駅舎装飾企画に金高生参戦!!
この季節、金ケ崎駅はクリスマスイルミネーションで彩られ、寒い冬にあたたかな心の灯をともしてくれます。金ケ崎観光協会が冬季の誘客や話題作りに取り組んでいる企画が今年も実施されます。
この企画に今年は金ケ崎高校生も参加させていただいています。
12月13日(水)の放課後、金高生の姿が金ケ崎駅にありました。駅エントランスホール東側の窓に1年生の綸さん、沙綺さん、陽文さんが自分たちで考えたクリスマスの飾りつけをしていました。
駅前イルミネーション 12月16日(土)~2月29日(木)
明日は雪だからね!
キリ美装さんが高所作業車を使って作業中
総合的な探究の時間やボランティア企画でいつもお世話になっている地元企業のキリ美装さんがイルミネーションの設置を急ピッチでおこなっているところに遭遇。生徒のアクションをいつも伴走してくれる強い味方です。「明日の予報は雪だから急いで作業を進めないと!」と話しながらも生徒からの探究アクションの相談があったことや高校生の視点で町の活性化を目指すことの大切さを作業の手を止めてしてくださいました。
インスタ映え間違いなしですので是非お越しください。
【イベント告知】
駅前マーケット『かもんイルミマーケット』
金ケ崎駅前広場
12月16日(土)11:00~18:00
日没後イルミネーション点灯式
12月17日(日)11:00~16:00
「かもん」の由来
金ケ崎観光協会のイベントには「かもん」がよく使われます。この「かもん」はもちろん「金ケ崎にいらっしゃい(COME ON)」の意味も込められているのですが、実は胆沢の地の大地主と言い伝えられている掃部長者(かもんちょうじゃ)が由来となっています。地元民でも知らない人が多いようなので紹介します。
【掃部長者伝説】
その昔、胆沢平野に日本一の長者様がいました。この人が掃部長者(かもんちょうじゃ)です。上下胆沢五十七郡を領有する大地主で、道路整備や架橋工事を積極的に行い、誰にでも優しく、貧しい人には仕事を与え、凶作の折には自分の倉庫を開放して人々の生活を支え、御仏の再来といわれて敬われていました。(かもん金ケ崎の「かもん」はここからきています!)
【続きの小夜姫伝説】
伝説はいい人の話では終わらない。
掃部長者には大変欲深く意地悪な嫁がおりました。この嫁は、数々の悪業の末、大蛇となって夫や子供を喰い、屋敷に火をつけすべてを焼き払います。その後大蛇となった嫁は沼に住みつき、毎年若い娘の生贄を求めてあばれるようになります。ある年、肥前国から「さよ姫」という乙女が、郡司の娘の身代わりとなって生贄としてやってきました。観音信仰の篤かった小夜姫は一心に観音様に祈ります。その願いが届き、大蛇は退治されてしまいました。
「安永風土記」には、長者の屋敷跡から「焼米」が出ると記されており発掘調査も行われています。実際に炭化米は見つかっているそうですが、建物跡などの遺跡は発見されておらずいまだ謎に包まれたままとなっています。
伝説の多く残る胆沢の地に金ケ崎に一度降り立ってみませんか?