【金高ギャラリー】金ケ崎のアンディ・ウォーホルたち
1年生美術の授業
夏休み前までの授業で自分の「目」のスケッチから「自画像」を描いた1年生の美術選択者たち。
今回はハイ・コントラストの表現に挑戦!
自分の姿を写真に撮り、「客観的に自分を見つめる」をゴールとしてハイ・コントラスト作品に挑戦しました。(青陵祭では、描きかけの展示でしたが、作品が完成しましたのでご紹介します。全員分ではなくてごめんなさい。)
明暗の妙
ブラウスのしわと髪の毛に当たる光の妙
ちょっとおしゃれな絵にしたい!茶色とオレンジで明暗の差を表現したこの作品はブラウスのしわに作者のこだわりが見える秀作
光への意識
はい!ポーズ
写真撮影の時はコントラストがはっきりするように光が差し込む場所を意識して撮影した生徒たち。写真の撮影へのこだわりにもそれぞれの個性が見えます。
教室という特別な場所
作品の見どころは、黒板を描いたことで自分が教室に存在していることが一目でわかるところと「目」
「目」は、自分を語る上で一番大切なパーツなんですね。
光の存在を意識した日
日常生活の中に当たり前にある「光」
そこに意識を集中させることは普段あまりない気がします。
授業を通して身の回りにある多くの存在に意識を向けることで、今までとは違った風景が生徒たちの中に生まれている気がします。
教室の中の自分と窓の外の風景との対比
紫を基調に夏服のポロシャツの陰影を意識して描かれた作品。首元に夏の強い日差しを感じます。
まぶた
自分らしさはまぶたの細い部分に表れていると感じたので目の周囲の光を意識して描いたという作品。いつもの自分らしさを表現できた一枚だそうです。
提出期限が迫った9月の第4週
放課後の教室に作品を仕上げる1年生の生徒の姿がありました。
配色に悩みながら黙々と作業する生徒。友達とおしゃべりしながら作品を比べる生徒。いろいろな「対比」の世界がありました。
芸術の学びはすべての教科に通じていると今日も気づかされた筆者でした。
この記事がいわて魅力化PRアワードクリエイティブ部門賞を受賞しました