【金高探究】バス存続の声を届ける 町も後押し
私たちの声を届け、もっと真摯に社会と向き合う
11月21日(火)2年生課題研究で高校の魅力化に取り組んでいる今野聖音さん、佐々木華さん、鈴木凛さんの3名が、金ヶ崎町4名、奥州市3名、北上市2名の方々と共に岩手県交通へ署名を提出しました。帰校後の6~7校時の総合的な探究の時間に生徒が本日の振り返りを行いました。
意見交換で学んだこと~そしてこれから
本田一彦社長は岩手県交通の北上、胆江地区支部の新入運転者の減少、途絶が路線廃止に繋がっているとお話ししていた。本田さんのお話を聞いて、岩手県交通さんでも努力されているのが分かった。私の父もトラックの運転手なので、休日に呼び出される辛さがよく分かる。だからこそ今日のお話は心に刺さった。結局、人の善意と苦労の上に成り立ってきた公共交通であることがなにより印象に残った。私達の前に立ちはだかる壁は大きいなと感じた。バス運転手をどう確保していくかがとても難しい課題だ。金ケ崎町の田園バスの理念を崩さずに幅広いニーズに応じた形態の変化が求められる。(生徒の振り返りより)
岩手県交通本田一彦会長様へのお礼の言葉
本日はお忙しい中、私達高校生の意見を取り入れる場を設けてくださりありがとうございます。今まで直接お話を伺う機会が無く岩手県交通さんの内情を知ることが出来ずにいましたが、本日の協議にてそれらを詳しく知ることが出来ました。北上金ケ崎線、水沢金ケ崎線の2路線の存続について私達高校生も各自治会と話し合いを重ねながら明るい方向へと精進していく所存です。改めまして、本日はありがとうございました。
高橋寛寿金ケ崎町長様へのお礼の言葉
本日はお忙しい所、私達高校生の陳情にご同伴いただきありがとうございます。金ケ崎高校生にとって北上金ケ崎線、水沢金ケ崎線は非常に重要な路線です。本田社長も自治体との連携で生徒の足を確保してほしいと仰っておりました。今こそ金ケ崎町の魅せ所ではないでしょうか。今後は高校生も交えた公共交通機関の在り方を是非私達と共につくっていけたらと考えております。本日は誠にありがとうございました。
社会課題にさらに真剣に取り組んでいく決意をした3人です。応援よろしくお願いします。