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【金高探究】活気が違う!視点が違う!目つきが違う!課題研究これまで&これから

1月17日(火)2年生の「総合的な探究の時間」は、これまでとこれからをつなぐ時間でした。そしてこの時間は生徒たちの変容を担任団が強く実感する時間でもありました。

前半は県内&県外高校生の課題研究事例を調べました。この活動、実は年度はじめにも行っています。年度はじめは調べ方も手探りな上に、ミッションを自分に引き寄せて「自分事」として進めることに苦慮する生徒がほとんどでした。(毎日使っている高校生の友、スマートフォンやタブレットを情報収集にうまく活用できない!)シートをうめるのもやっと・・・。

しかしながら今回は、自分たち自身が課題研究を10か月取り組んだ上での情報収集であるため、具体的な視点で作業を進められたようです。
「このテーマ、自分たちは~な方向でアクションしたけど、この学校の生徒たちは実験をしたり、研究所に出向いたりしている。」
「家族の出来事を課題研究のテーマにしていて面白い。」等々。
他校生がどのように取り組んでいるかについて、年度はじめに比べ数倍の熱量で作業を進めていました。

実はこの活動時に使用したワークシートにはマジックワードが存在していました。・・・が、そのマジックワードだけの効果ではないことは担任団の目には明らかでした。(マジックワードは企業秘密!?)

文部科学省HP「STEAM教育等の教科横断的な学習の推進」のページには、探究活動の成果として「学習姿勢の改善に大きく貢献する」とあります。まさにそのことを実感するものでした。

同P17には「より良い学校教育を通してより良い社会を創る」とあります。決して大げさではなく、生徒たちはその道なりを歩んでいると感じます。

今後は1か月程度「表現力育成」へとシフトします。探究プロセスの中でも不十分だとしばしば指摘される「整理・分析」「まとめ・表現」にも関わる大切な取り組みです。

生徒たちの新たな成長を信じ、取り組んでいきたいと思います。

後半は次年度の計画作成。もっと研究したいこと、最終アクション等を話し合いしました。
「本校評価ルーブリック」と「考察のための10の視点」を今回も使用しています。
※「考察のための10の視点」については前回記事をご参照下さい。